鳥の種類、恐竜絶滅後に急増…ゲノム解析で判明
世界の代表的な鳥のゲノム(全遺伝情報)を解読した結果、鳥は今から5000万年以上前に爆発的に種類を増やしたなどとする研究成果を、国際共同チームがまとめた。
関連する論文8本が12日付の米科学誌サイエンスに掲載される。
国際研究には日本の理化学研究所を含む20か国、数百人の研究者が参加した。カラス、タカ、キツツキ、ダチョウなどの鳥45種のゲノムを4年がかりで解読し、過去にゲノムが解読された鶏など3種と合わせ、鳥が進化した系統や、種が分かれた時期などを推定した。
その結果、鳥と爬虫類の進化を比べると鳥の進化が速かったとみられることや、鳥は1億1600万年前頃に歯がなくなったことなどが、推定された。6600万年前に恐竜が絶滅すると、その後の1000万~1500万年の間に鳥の種が増えたことも裏付けられたという。2014年12月12日 08時02分 Copyright © The
Yomiuri Shimbun
0 件のコメント:
コメントを投稿