2016年1月29日金曜日

ユダヤ人の格言から

ユダヤ人の格言から
数多い医者の中で、もっとも偉大なのは時間である。
大好きなことをやらなきゃ幸せに成功なんてできないよ
評判は最善の紹介状である。

神は朗らかな者を祝福し給う。
自分に自信がある者は周りの人の信頼を獲得する。
しつこく戸をノックする人こそが、いつかはそこに入れる。
幼い子供は厳しくしつけるべきだが、子供が怯えるようなことがあってはならない。

つねにもっと不幸があると思いなさい
人は仕事がないと政治に関わり始める。
最も大切な事は、学習ではなく、実行である。

2016年1月21日木曜日

太陽系に9番目惑星か

太陽系に9番目惑星か、米工科大 海王星の外側、質量地球の10倍
*米国のチームが存在の可能性を指摘した新たな惑星の想像図(カリフォルニア工科大提供)
 【ワシントン共同】米カリフォルニア工科大のチームは20日、海王星の外側に新たな惑星が存在する可能性があると発表した。太陽系外縁部にある天体の軌道を分析した結果、分かったという。実際に観測によって見つかると、準惑星に「格下げ」となった冥王星に代わり太陽系の第9惑星になると期待される。

 チームによると、惑星は地球の10倍程度の質量があり、太陽から約45億キロ離れた海王星よりも20倍離れた軌道を回っている。太陽の周りを1周するのに1万~2万年かかるという。木星や土星などと同じガス惑星とみられる。2016121 1051分 東京

2016年1月18日月曜日

貧富の格差増大

貧富の格差増大、上位62人と下位36億人の資産が同額
*上位62人の資産額は下位36億人の資産額と同じだという
ニューヨーク(CNNMoney) 世界の富裕層の上位62人が保有する資産は、世界の人口全体の下位半数が持つ合計と同じ額に達していることが18日までに分かった。貧困問題に取り組む非政府組織(NGO)オックスファム・インターナショナルの報告で明らかになった。
オックスファムは今週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に向け、米経済誌フォーブスの長者番付やスイスの金融大手クレディ・スイスの資産動向データに基づく2015年版の年次報告書を発表した。
それによると、上位62人と下位半数に当たる36億人の資産は、どちらも計1兆7600億ドル(約206兆円)だった。
富裕層の資産は近年、急激に膨れ上がっており、上位グループの資産はこの5年間で計約5000億ドル増えた。一方、下位半数の資産は計1兆ドル減少した。10年の時点では、上位388人の資産の合計が下位半数の合計に等しいという結果が出ていた。
また、上位1%の富裕層が握る資産額は、残り99%の資産額を上回る水準にあるという。
オックスファム・アメリカのガウェイン・クリプキ氏は、世界の富が「ピラミッドの頂点に位置するごく一部へ急速に集中しつつある」と指摘する。
富裕層と貧困層の所得格差も拡大を続けている。1日あたりの生活費が1・90ドル未満という極貧ライン以下の生活を送る下位20%の所得は1988年から2011年までほとんど動きがなかったのに対し、上位10%の所得は46%も増加した。

一方で富裕層の税金逃れは総額7兆6000億ドルに上っていると推定される。オックスファムは格差縮小に向け、世界の指導者にこうした問題への対策を改めて呼び掛けた。2016.01.18 Mon posted at 13:32 JST

2016年1月15日金曜日

髄液漏れ

髄液漏れ
治療法ブラッドパッチ、保険適用と結論…厚労省
 高度な医療技術の効果を検討する「先進医療会議」が14日、厚生労働省であり、脳脊髄(せきずい)液減少症(髄液漏れ)の治療法ブラッドパッチを保険適用すべきだと結論付けた。近く開かれる厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)で承認されて決定する。国の標準的な治療法と認められることでさまざまな社会保障制度でも患者救済が大きく進むことになる。

 脳と脊髄を包んでいる硬膜から髄液が漏れると、激しい頭痛や吐き気、手足のしびれなどさまざまな神経症状が起きる。交通事故やスポーツなどでの衝撃がきっかけとなるほか、これといったきっかけがなくても発症することがある。
 ブラッドパッチは、髄液が漏れている付近に患者の血液を数十ミリリットル注入して漏れを止める治療法だ。

 2000年ごろから、一部の医師が「見逃されてきた患者が大勢いる」と主張して治療に乗りだすようになった。05年以降、交通事故などで髄液漏れと診断された患者と加害者側とで補償を巡って訴訟が起きていることや、髄液漏れを被害と認める司法判断が出始めていることが明らかになり、関心が高まった。
 12年にブラッドパッチが先進医療となった。先進医療会議は、国の研究班の診断基準に基づく治療実績からブラッドパッチの有効性と安全性を検討した。【渡辺暖】毎日新聞2016114日 2023

2016年1月13日水曜日

クロール、速いのはS字?I字?

クロール、速いのはS字?I字? 長年の論争に「答え」
 
*競泳自由形のクロールで中長距離をより速く泳ぐには、プールの中で腕をS字状に動かして水をかく方が、まっすぐI字状に水をかくより有利だとわかった、と筑波大や東京工業大などのチームが発表した。短距離なら逆にI字が有利になるという。流体力学的な解析でメカニズムの違いを解明。最適な泳法を身につけるトレーニングに応用が期待できるという。

 競泳界ではより速く泳ぐ腕の使い方について長年論争が続いてきた。筑波大の高木英樹教授(バイオメカニクス)らは、コンピューターシミュレーションやロボットアームの水中実験などで、腕の周りにできる水の流れを詳細に調べた。
 I字の場合、水をかいたのと逆方向に体を推し進める力がそのまま直線状に働いていた。一方、指先が曲線を描くS字では、水をかく向きが変わる瞬間に手首の周りに渦ができる影響で、体を前に進める力がさらに加わっていた。このため、S字の方が効率よく推進力が得られるという。

 ただ、人間の筋力ではS字の方が回転速度をあげにくい。50メートル程度の短距離なら、効率を犠牲にしてI字で回転速度を上げた方がタイムがよくなるという。高木教授は「両者の特性を考慮して、距離の長短などに応じて選ぶのがよいのではないか」と話す。(吉田晋)20161131905分 朝日

2016年1月7日木曜日

「光るブラックホール」を望遠鏡で初観測

「光るブラックホール」を望遠鏡で初観測 英科学誌「ネイチャー」で発表…京大女子大学院生が論文第1著者
*黒い円で示された「はくちょう座V404星」の位置(京都大提供)
 強い重力を持つブラックホール(BH)が周囲にあるガスを吸い込む際、ガスが高温になって発光し、あたかもBHが光っているように見える珍しい現象「アウトバースト」を、京都大などの国際研究チームが望遠鏡で観測することに成功した。7日(英国時間6日)、英科学誌「ネイチャー」電子版に発表された。

 チームは昨年6月中旬~7月上旬、BHを持つ星として地球に最も近いとされる「ハクチョウ座V404星」で26年ぶりに発生したアウトバーストを観測。
 これまでX線による観測例はあったが、人間の目で分かる可視光のレベルで観測したのは初めてという。


 論文の第1著者は京大大学院修士1年の木邑(きむら)真理子さん。京大によると、英ネイチャーに掲載された論文の第1著者が大学院生となるのは珍しいという。木邑さんは「望遠鏡で一般の人でもBHを観測するチャンスがあることが分かった」と話している。2016.1.7 08:05 産経

2016年1月6日水曜日

中谷宇吉郎

中谷宇吉郎
人工雪製作のこの先生を忘れてはいけません。以下Wikipediaより。

1922年(大正11年)、第四高等学校を卒業し東京帝国大学理学部物理学科に入学。寺田寅彦に教えを受け、実験物理学を志す。卒業後は理化学研究所で寺田研究室の助手となった。その後、1928年イギリスに留学し、キングス・カレッジ・ロンドンにて学んだ。

留学後、1930年(昭和5年)に北海道帝国大学理学部助教授となる。教授となった1932年(昭和7年)ころから雪の結晶の研究を始め、1936年(昭和11年)312日には大学の低温実験室にて人工雪の製作に世界で初めて成功。気象条件と結晶が形成される過程の関係を解明した。他にも凍上や着氷防止の研究など、低温科学に大きな業績を残した。

世界で初めて撮影された雪の結晶ギャラリー

世界で初めて撮影された雪の結晶ギャラリー
5000枚以上撮影された中から、美しい写真を紹介(PHOTOGRAPH BY WILSON BENTLEY

*自然の美
ベントレー氏は雪の結晶の撮影技術を完成させようと、試行錯誤を繰り返した。ベントレー氏が目指したのは、11つの結晶が持つ自然の美しさ、独自性を際立たせることだった。
 19世紀後半、独学で写真を学んだ米国バーモント州の農夫ウィルソン・ベントレー氏は初めて、雪の結晶を“顕微鏡写真”に収めることに成功した。使ったのは、蛇腹付きのカメラに顕微鏡を取り付けたものだ。

 ベントレー氏が撮影した印象的な写真の一部は、1904年にナショナル ジオグラフィック誌で紹介された。さらに1923年にも特集が組まれ、雪の結晶の繊細な美しさと多様な幾何学模様を見事に写し出している。

 光を反射し屈折させるごく小さな結晶の造形、しかも2つと同じ形が存在しないことは、現代でもなお驚きだ。1988年、米国ウィスコンシン州を襲った吹雪から同じ形状と見える結晶が発見されたが、米カリフォルニア工科大学の物理学者ケネス・リブレット氏によれば、これらもまったく同じではなく、分子配置などは異なる可能性が高いという。(参考記事:「氷晶が生み出す、光のダイヤモンド」)

 ベントレー氏は1925年、自身の写真について次のように語っている。「顕微鏡で見た雪の結晶は奇跡のような美しさでした。この美しさが人の目に触れないことは残念だと思ったのです」。ベントレー氏は1931年、バーモント州ジェリコの自宅で他界した。生涯で撮影した雪の結晶の写真は5000枚を超えていた。 ベントレー氏が残した写真の中からえりすぐりをお届けしよう。

*繊細な結晶
ベントレー氏は1931年、2400枚の写真を収めた作品集『雪の結晶』を出版した。結晶の形は、落下する際の大気の温度や湿度によって変わる。

*多角形
ハチの巣を思わせる幾何学的な結晶。写真を撮影するようになる以前、ベントレー氏は結晶を鉛筆でスケッチしていたが、描き終えないうちに解けてしまった。

*手裏剣
忍者が使う手裏剣のような結晶。

*愛称
作品が人気を呼び、ベントレー氏は「スノーフレーク・ベントレー」の愛称で親しまれた。

*多様な形
ベントレー氏は雪の結晶の多様な形に魅せられた。大気中で微小な水滴が凍る過程でさまざまな形が作られる。

*花のような結晶
まるで咲き誇る花のような結晶もある。

*珍しい形
変わった形のものもある。この結晶は装飾を施した三角形のようだ。

*六角形
多くの結晶は最終的に、角張った六角形か丸みを帯びた六角形に落ち着く。

*博物館収蔵
ベントレー氏が使用した装置と多くの写真が米バーモント州のジェリコ歴史協会に展示されている。

*宇宙人の仕業?
三角形に6つの突起が付いている結晶。

*細密
ベントレー氏のカメラは複雑な結晶の細部まで映し出すことができた。

*銀河帝国のシンボル?
映画『スター・ウォーズ』に登場する銀河帝国の紋章を思わせる。

*スノーホワイト
雪の結晶は透明な氷でできているが、白く見えることも多い。小さな面であらゆる波長の光を乱反射するためだ。

*左右対称

左右対称の六角形が多いのは、氷が六方晶系の結晶構造を持つためだ。ただし、雪の結晶が大気中でどのように形成されるかは結論が出ておらず、議論が続いている。2016.01.06 ナショジオから

2016年1月2日土曜日

日本科学界が悲願達成

日本科学界が悲願達成、欧米独占崩す…元素発見
*理化学研究所が113番元素の発見者と認定され、欧米が独占してきた元素発見の一角を崩した。
 元素を発見し性質を突き止めることは、西欧を発祥の地とする近代科学の根源的なテーマで、日本科学界は悲願を達成した。
 陽子の数が増えるほど元素は不安定になりやすく、壊れて陽子の数が少ない元素になろうとする。93番以上の元素は人工合成で見つかった元素で、原子核同士を加速器で合体させるなどして作製する。


 113番元素をめぐっては、理化学研究所と、ロシアと米国の研究機関が、互いに「自分が発見した」と主張した。113は平均0・002秒で別の元素に壊れ、さらに別の元素に壊れていく。露米のチームは「117や115を合成し、壊れて113ができた」と主張したが、理研チームは困難な113そのものの作製に3回成功し、どう壊れるかの先の道筋まで示した。理研仁科加速器研究センターの矢野安重・元センター長は「日本の科学技術力の高さを示す成果」と胸を張る。20160101 1931Yomiuri