2014年12月13日土曜日

火星の巨大クレーター、30億年以上前は湖?

火星の巨大クレーター、30億年以上前は湖?


無人火星探査車「キュリオシティ」が撮影した、クレーターに水がたまっていたことを示す層状の岩石。(横幅約1メートル50センチ、NASA提供)

火星のクレーターに水が流れ込んでできた大きな湖の想像図(NASA提供)

 米航空宇宙局(NASA)は、無人火星探査車「キュリオシティ」が着陸した直径約150キロ・メートルのクレーターは、30億年以上前は巨大な湖だった可能性があると発表した。

 キュリオシティから送られてきた画像や観測データを分析した結果、クレーター内に、層状の岩石があるのがわかった。NASAは、周辺の雪が解けクレーターに流れ込んで湖になり、湖底の堆積物でこうした岩が作られたと推定。数千万年にわたり、水がクレーターを満たしたり、干上がったりしていたらしい。


 キュリオシティは2012年8月、火星の赤道付近にあるこの「ゲール・クレーター」に着陸した。これまでに約8キロ・メートルを走行、表面の岩石などを調査している。20141213 1732分 読売

0 件のコメント: