2015年1月14日水曜日

ところ変われば…世界では

ところ変われば…世界では
*チップ
原則チップが必要:アメリカ、西欧、南欧、香港(蛇足:勘定書にservice chargeが含まれている場合は不要)
原則チップ不要:北欧や中欧(旧東欧)、ロシア、オーストラリア、台湾

*一流ホテルでも、部屋のチェーンをかけるのが世界の常識

*レディー・ファースト
欧米では男性がドアを開けたり、女性を先に着席させる、エレベーターでも女性を先に通す。乗り合わせた人でも挨拶(会釈)する

*タクシーのドア開閉は客自身で
自動ドアのタクシーは日本と香港・台湾の一部

*交通機関のアナウンス
バスや電車の中で、次の停留所や駅のアナウンスがあって、電光掲示板にも表示される日本はすごすぎる(煩いぐらい)。電車の発車の案内がない国が多い。

*清算ができるのは日本ぐらい?
欧米では目的地までの切符を持っていないと、高額の罰金を課せられる。

*水道の水は飲めないと考えるべき
水道の水を飲めるのは、日本の他ではシンガポールと北欧諸国ぐらいです。

*節水
欧米では日本以上に節水を心がけています。日本に来た欧米の人は食器の洗い方を見て驚くのだそうです。

*レジにて
例えば3020円の支払いに5020円出して2000円を受け取るのは日本ではおかしくありませんが、他の国ではまず通じません。レジの導入で減ったとは言え、レストランや店での計算間違いはしばしばあります。お客がレシートをチェックするのはおかしくありません。

*水は有料
飲食店などで無料の水を出してくれるのは、日本と北欧諸国、台湾の一部の観光地ぐらいです。

*冷やかしはだめ?
欧米では「店に入る=購入意思あり」と見なすことが多いようです。短い立ち読みも許されない可能性があります。昔の欧米では「手にとる=購入」と見なしていたからです。台湾では日本以上に立ち読みが許されているようですが。

*値切りは?
国、店によって大きく異なります。ノミの市では値切るのが普通です。一般店でも値切ることが多いのは韓国やシンガポール(1990年代前半の話)。大型店や高級店、スーパー・マーケット、 コンビニエンス・ストアでは値切れないと考えてよいでしょう。

*色々な違い?
文化的な背景で話が食い違うことも。『青天白日』というように、中国では太陽は白いです。他の国では赤だったり黄色だったり様々。リンゴの色も国によって違います。フランスでは "vert pomme (リンゴ緑)"という単語があり、リンゴは緑色と捉えられています。
明るい茶色はオレンジ色に含まれるので、 アメリカでは虎をオレンジ色の動物と捉えています。


参考:「日本語と外国語」鈴木孝夫

0 件のコメント: