小型核融合炉、10年以内に実用化 ロッキードが特許取得
航空宇宙大手の米Lockheed
Martin(ロッキード・マーチン)は、大型トラックに積載できるほど小型の核融合炉(CFR:compact fusion reactor)で100MWの電力を発電する技術を開発しており、10年以内の実用化にメドを付けたと2014年10月15日に発表した。
同社によると、化石燃料やジェット燃料が不要な航空機や船舶、あるいは小型または移動可能な高出力の発電所が実現可能になるとする。
小型であることで「設計は3カ月、建造は1年以下で済むため、5世代分の開発を5年で終えられる」(Lockheed Skunk Works
Compact Fusion Project LeaderのThomas McGuire氏)と、ITERなどとは逆に、正の循環が回り出すという。
ただし、現時点でLockheedは学術論文などを発表しておらず、技術をどこまで実証したかも明確にはしていない。このため、日本を含む世界中の専門家から「発表したのがLockheedでなければ一笑に付される」「開発は全くの基礎段階にすぎない」という声が聞かれるのも事実である。(日経エレクトロニクス 野澤哲生)2015/1/28 7:00日経 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82002690W5A110C1000000/
より抜粋
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