2015年1月14日水曜日

サルも温泉でうっとり

サルも温泉でうっとり 「湯船につかったまま寝てしまうのも」 北海道・湯の川温泉
露天風呂に漬かり気持ち良さそうに体を温めるニホンザル=14日、北海道函館市の熱帯植物園
 北海道函館市の湯の川温泉街にある市熱帯植物園のサル山で、ニホンザルが露天風呂に肩まで漬かって体を温め、北の大地の厳しい寒さをしのいでいる。「湯煙に包まれて、うっとりと目を細める表情がかわいい」と来園者に人気だ。

 植物園によると、サル山の92匹のうち、温泉好きは7割ほど。41度前後でないと入浴しないため、職員が65度の源泉を水で調整している。
 湯に入りすぎたサルは肩から下の毛が抜け落ちて寒そう。植物園によると、温まった体が季節を勘違いしたり、ふやけた皮膚のまま他のサルに毛づくろいされたりして抜けるなどの理由が考えられるが、詳しい要因は不明という。5月に温泉が終わると、夏にかけてだんだんと元の毛並みに戻るという。

 飼育担当の吉荒了さん(63)は「夜中、湯船につかったまま寝てしまうサルもいますよ」とほほえんでいる。2015.1.14 17:36 産経ニュース

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