2009年1月20日火曜日

新聞ネタ

処理機(右)に入れられた後、発酵が進んだ生ゴミ(手前)を取り出す職員。熟成を経て、堆肥に変わる

 売れ行き好調「NTT製」堆肥…群馬・高崎
 NTT東日本群馬(高崎市)が販売している「NTTブランド」のたいひ堆肥の売れ行きが好調だ。
  同社は、群馬県高崎市内の小中学校などから出る給食の残飯などを原料にして、10キロ入り1袋300円と手頃な価格で販売。農家などには「作物の育ちが良い」と好評という。今後は、回収対象の学校数を拡大する方針だ。
  全国のNTTグループでも珍しい堆肥生産を手がけるのは、同社の「新規事業推進室」だ。通信事業者としては異色なこの部署は、「地域に貢献できることや、社員が面白がることなら何でもやる」(ままだ儘田勉室長)のが売り。
  パキスタンから輸入した岩塩は、石臼でひいて食塩にするほか、結晶をくりぬいて照明器具にして販売したり、農家の収穫作業や草刈りを請け負ったりと、正に“よろず屋”。「とりわけ堆肥の売り上げは、新規事業推進室の単独黒字維持に大きく寄与している」と言う。
  同市倉賀野町の敷地には、24台の生ゴミ処理機がずらりと並ぶ。原料は、東京都や神奈川県のNTT関連施設の社員食堂から出る残飯と、市内の小中学校や保育園から出る給食の残飯だ。
  2003年の事業開始時には回収対象は7校だったが、現在は旧市内の全53校。昨年9月からは旧新町からも回収し、現在は年間637トンを堆肥にしている。
  安い夜間電力を使うなどの工夫を重ねてコストを削減している。販売は不定期だが、多い日で1日200袋が、市内の農家に売れるという。
  好調な売れ行きに加え、「市の焼却炉で燃やすゴミの減量につなげたい」(儘田室長)との狙いもあり、同社は今後、他の旧町村部の小中学校にも回収対象を拡大して、増産を図ることにしている。(2009年1月20日06時18分 読売新聞)

0 件のコメント: