2009年1月9日金曜日
落語
五代目 古今亭志ん生
(http://www.kiwi-us.com/~geifuu/hito01.htmより)
落語
最近またぞろ昔そろえた落語テープを引っ張り出して、時折聴いています。これがまた新鮮で面白い。英語版で世界に打って出てる落語家もいるようですね。
「じゅげむ」のフルネーム
「寿限無(じゅげむ)寿限無、五劫(ごこう)のすりきれ、海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ)、雲来末(うんらいまつ)、風来末 (ふうらいまつ)、食う寝るところに住むところ、やぶらこ うじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命(ちょうきゅうめい)の長助」
~寿限無の名前の由来~
「寿限無」は「寿限り無し、つまり死ぬ時がないということ」
「五劫のすりきれ」は「一劫というのは、三千年に一度、天人が天下って、下界の巌を衣でなでるのだが、その巌をなでつくしてすりきれてなくなってしまうのを一劫という。それが五劫というから、何万年、何億年かかぞえつくせない」
「海砂利水魚」は「海の砂利も、水にすむ魚もとりつくすことが出来ない」
「水行末、雲来末、風来末」は「水の行く末、雲の行く末、風の行く末、いずれも果てしがない」
「食う寝るところに住むところ」は「人間、衣食住のうち、1つがかけても生きてはいけない」
「やぶらこうじのぶらこうじ」は「やぶこうじという木があって、まことに丈夫で、春は若葉を生じ、夏は花咲き、秋は実を結び、冬は赤き色をそえて霜をしのぐめでたい木」
「パイポパイポ~」は「昔、唐土にパイポという国があって、シューリンガンという王様とグーリンダイという王后のあいだに生まれたのが、ポンポコピーとポンポコナーというふたりのお姫様で、このふたりが大変長生きをした」
長久命の長助」は「天長地久という文字で読んでも書いてもめでたい結構な字で、それをとって長久命。長く助けるという意味で長助もいい」
(http://asakuratosho.sets.ne.jp/tosyo/jugemu.htmより)
落語「寿限無」のフルストーリー例は以下から見られます。お勧めです。
http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/jugemu.html
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