2015年7月14日火曜日

大型ティラノの歯発見、長崎市

大型ティラノの歯発見、長崎市 国内初、全長推定10m
 
*左下顎の歯(左)と欠損した歯の化石(福井県勝山市の県立恐竜博物館で)

 福井県立恐竜博物館(勝山市)と長崎市は14日、長崎市にある約8100万年前の白亜紀後期の地層から、ティラノサウルス科の歯の化石二つが見つかったと発表した。歯の厚さや地層の時代から大型種のものとみられ、全長は推定10メートル。恐竜博物館によると、ティラノサウルス科の大型種の化石が発見されたのは国内では初めて。
 恐竜博物館の宮田和周主任研究員は「日本最大の肉食恐竜だと思う。長崎市では他の化石も見つかっており、さまざまな恐竜が生息していたことを再確認した」と話している。

 恐竜博物館によると、二つの歯は同じ場所で見つかった。同一個体かどうかは不明。(共同)2015714 1130分 東京新聞

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