謎の古代文明の遺跡を中米で複数発見、マヤとは別
ホンジュラスに伝わるスペイン征服時代からの伝説の文明か
一部が人間で一部がジャガーの姿をした石の彫像。ホンジュラスの密林奥深くに眠る遺跡では、この他数多くの出土品が見つかった。(PHOTOGRAPH BY DAVE
YODER, NATIONAL GEOGRAPHIC)
ホンジュラスの密林へ分け入った探検隊が、失われた文明の遺跡を発見したという驚くべき報告を携えて戻ってきた。この地域には昔から「猿神王国」あるいは「シウダー・ブランカ(白い街)」という古代文明にまつわる伝説が存在し、その遺跡がどこかに眠っているといわれてきた。探検隊はその場所を確かめるために、人里離れた未開のジャングルへと足を踏み入れた。
発見された遺跡は今からおよそ1000年前に栄え、その後滅びた文明のものと思われる。考古学者らは、広大な広場、土塁、丘、土でできたピラミッド跡を測量、地図を作成し、今年2月に調査結果を持ち帰った。古代に街が棄てられて以来誰にも手を付けられず、そのまま残されていた石の彫像物の数々も発見された。
この近くで有名な古代文明といえばマヤ文明だが、今回新たに見つかった文明についてはほとんど研究がなされていない。今まで存在が全く知られていなかったため、名前すら持たない。 (以下略)2015.03.05 ナショジオより
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