世界初、水とCO2で人工光合成 トヨタ系研究所
トヨタグループの豊田中央研究所(愛知県長久手町)は20日、水と二酸化炭素(CO2)を原料にし、太陽光エネルギーを利用することで有機物をつくり出す人工光合成に成功したと発表した。
豊田中央研究所によると、特別な薬品や極めて強い紫外線などを利用して成功した例はあるが、植物と同様に水とCO2のみを原料として成功するのは世界初という。米国の化学誌電子版に掲載された。
CO2削減による温暖化防止や、石油に代わる新しいエネルギー源として将来、活用が期待できるという。ただ、太陽光のエネルギー変換効率は0・04%と、植物の光合成に比べ約5分の1と低い。
(共同)2011年9月20日 17時29分 東京新聞
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