ヘソクリ半減、小遣いなし…「ノダ家」破綻寸前
2012年度予算案の歳入と歳出の単位を1兆円から10万円に置き換え、ドジョウのノダ家の家計に例えてみた。借金頼みでやりくりしてきたが、もはや破綻寸前だ。
ノダさんの年収(税収)は423万円。年収を上回る442万円を借金(新規国債発行)しないとやっていけない。しかし、ここ最近頼りにしていた奥さんのヘソクリ(税外収入)も前年度の半分ほどの37万円に減ってしまった。
高齢になった両親の医療費や介護費用(社会保障費)に263万円も出費するのが一番きつい。過去のローンの返済(国債費)に219万円もかかるし、田舎への仕送り(地方交付税交付金等)も165万円必要だ。ノダさんの自由になる小遣いなんか全くない。
ローンは来年度末で7090万円も残っている(国債発行残高)。
年金保険料の支払い(基礎年金の国庫負担)も滞りそうだが、ノダさんは「足りない分は将来、給料上がったら返すから」と言い訳し、何とかツケにしてもらった。(2011年12月25日11時26分 読売新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿