サル文字
淡路島で モンキーの本気
*来年のえと「申(さる)」にちなみ、「淡路島モンキーセンター」で完成した「猿文字」=兵庫県洲本市で2015年12月2日、登口修撮影
兵庫県洲本市の「淡路島モンキーセンター」で2日、猿約200頭が来年のえと「申(さる)」にちなんで「サル」の文字の形に並び、人文字ならぬ「猿文字」が完成した。
センターは近くの山に生息する約250頭の野生猿を餌付けし、自然に近い形で見学できる有料施設。センター長の延原利和さん(61)がこの日、餌場の地面に「サル」と書き、その上に猿の餌の麦をまくと、字の形に沿って猿が群がった。
年賀状用の撮影のため、毎年えとにちなんだ形に挑戦している。延原さんは「通常、猿は上下関係が厳しいので難しいが、ここの猿はみな仲が良いので文字ができる」。正月三が日の昼ごろには、入園者にも猿文字を披露する予定だ。【登口修】毎日新聞2015年12月3日 大阪朝刊
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