2014年1月7日火曜日

遠い未来の宇宙



遠い未来の宇宙

新たな年なので地球と宇宙の壮大なお話をしましょう。
 [われわれはきわめて特殊な時代に生きている。・・・それはわれわれが特殊な時代に生きているということを、観測によって証明できる唯一の時代なのだ!(ローレンス・クラウス)] 

25千万年前すべての大陸はひとつ(パンゲア)だった。年に数センチ移動して現在に至った。2億年後には再度ひとつに集まる 

太平洋プレートの移動によって、ハワイ諸島は毎年8.3センチずつ日本に近づいている。8000万年後にはハワイは日本の隣にやってくる。  

18000万年後:地球の1日が25時間になる(参考までに85000万年前は20時間、37000万年前は22時間だった) 

月は毎年3.8cmずつ、地球から遠ざかっている 


太陽は、2000億個の恒星からなる天の川銀河の中心から26100光年の場所にあって、銀河内を秒速240キロメートルで周回している。天の川銀河を1周するのに、2億年かかる計算になる。
 銀河の腕に出入りすることで地球の気候が変動する? 腕を通過中氷河期になる? 

天の川銀河とアンドロメダ銀河、さんかく座銀河の3つの大きな銀河を含む直径300万光年の球状の範囲に、大小40個の銀河が群れを成している。 

10億年後:太陽の光度が増して、地球の海が蒸発する。30億年後は地球が金星化する。 

30億年後:天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突・合体する?

 →お互いの周りを23周しながら、数十億年かけてゆっくりと混ざり合っていく。→ 2つの中心にあったブラックホールも、互いの周囲を回りながら距離を縮めて、数十億年から数百億年をかけて最終的に1つのブラックホールに合体すると予想される。 

50億年後:太陽が赤色巨星になり、金星軌道まで膨れあがる。 

618000万年後:太陽が白色矮星になり、ゆっくりと冷えていく? 


1000億年後:ほかの「スーパー銀河」が観測不能になる? 
100兆年後:すべての恒星が燃え尽きる? 
100京年後1018:超巨大ブラックホールだけがはるかな距離を隔てて点在している。 
1034 年以降:宇宙から「物質」が姿を消す? 核子の崩壊 
10100 年後:ブラックホールがすべて蒸発する?

   (参考:気が遠くなる未来の宇宙のはなし 佐藤勝彦)

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