2014年1月9日木曜日

アジア各地の二日酔い対策



中国粥か日本茶か――アジア各地の二日酔い対策

(CNN) 二日酔いの気分の悪さは万国共通だが、それぞれの国や地域に独特の特効薬がある。新年会のシーズンに合わせ、アジア各地に伝わる二日酔い対策を紹介する。 

中国の粥 
中国では二日酔いに限らず、体調が悪い時は粥(かゆ)を食べることが多い。なめらかで胃にやさしく、水分の多さが脱水症状に効く。粥に添える具はアヒルの卵の塩漬けや野菜、肉など、土地によってさまざまだ。 

日本の緑茶 
日本の特効薬は緑茶だろう。弱った肝臓を「迎え酒」で痛めつける代わりに、抗酸化物質が豊富な緑茶を飲めば効果てきめん。頭痛や吐き気が治まり、 しゃんとした気分で出勤できそうだ。梅干を入れて飲むと、電解質のバランスを整える効果も得られるという。ただし緑茶にはカフェインも含まれているので、 二日酔いを眠ってやり過ごしたい人には向いていない。 

韓国のヘジャンクク 
韓国料理のヘジャンククは「酔い覚ましのスープ」という意味。牛肉のスープに野菜や卵、牛の血を固めたソンジなどを加える。見た目は強烈だが、風味豊かな栄養食だ。 

タイのパッキーマオ 
タイではパッキーマオという焼きそばが酔い覚ましとして知られているが、飲んだ後に効くとされるのは辛口の汁そば。麺もスープもさまざまな種類があるが、どれも栄養豊かだ。強い辛さで汗をかくため解毒効果が期待できる。 

香港の高麗人参茶 
香港でよく飲まれる高麗人参茶には、鎮静作用やかわきをいやす作用があるとされる。生の高麗人参を薄切りにしてゆでれば自分で作れる。蜂蜜を加えると飲みやすい。 

インドのココナツジュース 
インドの特効薬ココナツジュースは、若いココナツの実に含まれる液体だ。二日酔いでなくてもさわやかでおいしい。カリウムなどの電解質やさまざまな栄養が豊富で、脱水症状によく効くとされる。2014.01.05 Sun posted at 16:40 JST

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