2012年7月7日土曜日

面目躍如


*面目躍如・ウイットの国
これは、南アフリカのヨハネスブルグからロンドンに向かうBAの機上で実際にあったそうです。
見かけたところ50歳ほどの白人女性が、黒人の隣に座ることになりました。
信じられないことだとばかりに彼女は、スチュワーデスを呼び出して、「見ればわかるでしょう?私を黒人の横の席にしているのよ。忌まわしい人たちの横に座るなんて、私は承知できません。ほかの席に変えてちょうだい。」
スチュワーデスは、「お静かにお願いします。ただいま席があるかどうか確かめてまいります。」と応えた。
そして、しばらくして戻ってきて彼女に返事した。「お客様、あいにくエコノミー席に空席がございません。キャプテンにも相談しましたが、ビジネスクラスにも空きは無いとのことでした。お差支えなければ、ですが、ファーストクラスに一席だけ空きがございます。」

その女性客が返事する一瞬の間も与えず、スチュワーデスは話を続けた。
「私どもの会社は、このような理由でエコノミーのお客様にファーストクラスへお移り願うことは滅多にいたしません。けれども、状況を考えますと、こんなひどい方の隣にお客様のどなたかがお座りになるということは言語道断であるとキャプテンが申しております。」

そして、彼女は黒人の紳士に向かって言った。「お客さま。というわけですので、どうかお手荷物をおまとめください。ファーストクラスにお席をご用意してお待ちしております。」
周りに居た乗客はこのやりとりを目にして、ずっと心を痛めていた。そして、この瞬間に立ち上がって拍手喝采した。TAM airlines(ブラジル)説や、ファーストクラスというのは、黒人専用席の隠語という説もあり)

*ジャパンも頑張ってます
2000年7月4日、20世紀最後のアメリカ独立記念日を祝う洋上式典に参加するため、世界各国の帆船170隻、海軍の艦艇70隻がニューヨーク港に集結した。
翌日の5日に英国の豪華客船「クイーンエリザベス号」が入港してきたのだが、折悪しく2ノット半の急流となっていたハドソン河の流れに押された巨大な客船は、あれよあれよと言う間もなく、係留中の我が海上自衛隊の自衛艦「かしま」の船首部分に接触してしまった。

着岸した「QE」からすぐさま、船長のメッセージを携えた機関長と一等航海士が謝罪にやってきた。相手の詫び言に対応した「かしま」艦長はこう答えた。
「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。それよりも女王陛下にキスされて光栄に思っております

これが何千人もの船乗りたちの間で大評判になり、ニューヨークだけでなく、ロンドンにも伝わって「タイムズ」や「イブニング・スタンダード」も記事にし、日本のネイバル・オフィサーのユーモアのセンスを評価する声が高かったそうである。
ユーモアがあまり上手ではないと思われている日本人ですが、その時の「かしま」艦長、上田勝恵一等海佐の対応の見事さは勲章ものといえますね。

 (蛇足:操船を任されてる部署の両トップを謝罪に出した訳で、QEは実際問題として考え得る最大限の対応をしたことになる)

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