
こどもの疑問と侮るなかれ、選ばれた一流の宇宙物理学者や数学者も同じ疑問を抱き、彼らは専門家としてその課題に取り組んでいる。
巷の例に漏れることなく幼少の自身も、雲を眺め、空を眺め、夜空を眺め同じ思いにふけった記憶がある。
そうこうするうち、むかしむかしある時閃いた。宇宙の端に向かってずっと旅して行くと、突然、「おじいさんとおばあさんが陽のあたる縁側に腰掛けて金魚鉢を眺めている場」が新たに現れる。そしてまた同じことの繰り返しが起きる。
したがって、宇宙に際限はないんだとの勝手な結論を導き、自分自身はそれを一応の区切りとみなしていた。
最近いくつかのこの手の啓蒙書に目を通す機会があった。半世紀を越える時を経て、宇宙物理の進歩から見えてきた宇宙の姿が、意外や意外、「金魚鉢」説を思い起こすことになったのであります。以下に啓蒙書類からそのエッセンスを記してみたいと思います。
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