2011年6月20日月曜日

焙煎の度合いとその味わい

焙煎の度合いとその味わい
前回、コーヒー豆の整理を簡単にしてみましたが、やはり焙煎の役割が気になりました。焙煎の度合いは、全部で8段階に分かれています。一般的に、浅く炒ったのものほど“酸味”が強く、深く炒るほど“苦み”が強く感じられるようになります。

①ライトロースト:うっすらと焦げ目がついている状態。黄色がかった小麦色。 香り・コクはまだ不十分。
②シナモンロースト:シナモン色。ごく浅い炒り方なので、ブラックコーヒーでも味わえる。

③ミディアムロースト:茶褐色。アメリカン・タイプの軽い味わい。
④ハイロースト:ミディアムよりやや深い炒り方。喫茶店や家庭で飲まれるレギュラーコーヒーは、この段階のものが多い。
⑤シティロースト:最も標準的な炒り方。鮮やかなコーヒーブラウン。これも喫茶店や家庭で普通に味わっている深さ。

⑥フルシティロースト:ダークブラウン。アイスコーヒー用の豆を炒るときはこの段階。「炭焼珈琲」もこのタイプが多く、ホテルやレストラン等でも食後にこのタイプが良く利用される。
⑦フレンチロースト:強い苦味と独特の香りが楽しめる。カフェ・オ・レやウィンナーコーヒーなど、ヨーロピアンスタイルのアレンジメニュー向きである。
⑧イタリアンロースト:色も黒に近い状態。強い苦味と濃厚な味わい。これが最も深い炒り方で、エスプレッソ、カプチーノなどはこの炒り方のものを使う。

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