2011年6月14日火曜日

ナッツで世界一周 1/3

ナッツで世界一周 1/3
 ナッツ類が好みで、時々おやつ代わりにいろんな種類のナッツを食している。きっと縄文人の血が流れているのかもしれない。もっとも彼等は主にドングリを主食にしていたようですが――。

 ジャイアントコーンは特に好物のひとつ、今回のはペルー産とあった。前世はペルー人だったのか?実はペルー中南部ウルバンハ地方 3000 m の高地のごく限られた地域でのみ栽培され、遺伝子組み換え品種も存在しない。日本で栽培しようとしても、実は大きくならない――という。
 一粒の大きさ(直径)が 2 cm くらいあるが、トウモロコシの房自体の大きさは普通のトウモロコシとあまり変わらない。つまり、軸が細い。甘みはあまりなく、ややボソボソした食感がする。主に南米のアンデス地方(ペルー・ボリビア・チリ)で食用とされる。
 現地ではチョクロ(choclo)と呼ばれている。スープに入れたり、肉料理などの添え物として用いられ、極めて庶民的な食材である。柔らかく融かしたチーズやヤホァ(サルサ)を付けて食べることも多い。アンデス地方の田舎では、保存食料とするためにジャイアントコーンを軒先に乾している。

 大好物のピスタチオはイラン産のものだった。原産は地中海沿岸。農耕文明の初期以来、この地に自生していた原種を食用に栽培してきたものである。主な生産地はイラン、アメリカ、トルコ、シリアなどであり、現在の生産量はイランが世界一である。中国では新疆ウイグル自治区が主産地。熟した種子を殻果ごと焙煎し、塩味をつけたものを食用とする。ピスタチオグリーンと呼ばれる緑色が残り、味は他のナッツ類と異なる独特の風味があり、「ナッツの女王」とも呼ばれる。また殻を割るパチンという音も心地よく、肴や茶請けとして用いられる――とのこと。

 カボチャの種、ヒマワリの種、松の実は中国産なので若干気になったが、食している。

 次回は南ア、米、トルコ、インドの予定です。

0 件のコメント: