2010年10月13日水曜日

マーク・トウェイン/Mark Twain

マーク・トウェイン【Mark Twain】
本名 Samuel Langhorne Clemens(1835~1910)。ご存知、アメリカの小説家。「トム=ソーヤーの冒険」「ハックルベリー=フィンの冒険」などユーモラスな児童文学の作者だが、晩年は厭世的作風に変ずる。
 「トム」や「ハック」をゾクゾク、ワクワクしながら読み、近くの大きな木の上に「秘密基地」(大人は重々承知で全く秘密ではなかったけれど)を作って遊んだものだ。そのマーク・トウェインは皮肉を含む“名言・格言”を多く残しており、アメリカにおいて(多分世界中でも)色々の機会に引用される回数がフランクリンやワシントン等を遙かにしのいでいると言われている。一部を羅列してみた。

「気の利いた即席のスピーチの準備には、大抵3週間以上かかる」(It usually takes me more than three weeks to prepare a good impromptu speech.)

「健康を保つ唯一の方法は、食べたくないものを食べ、嫌いなものを飲み、したくないことをすることだ」(The only way to keep your health is to eat what you don't want, drink what you don't like and do what you'd rather not.)

「自分が多数派の側にいると気づいたら、もう意見を変えてもいいころだ」(Whenever you find that you are on the side of the majority, it is time to reform.)
 
ある晩、ある人の講演会に出かけたマーク・トウェインがその講演を聞いた後で言った。
「今晩あなたの話した言葉はすべて私の持っている本の中に書かれている」
それを聞いて怒った男は
「失礼な!そんなわけがないだろう。証拠にその本を見せてみろ」
数日後、その男のもとに小包が送られてきました。
開けてみると包みの中に入はウェブスターの大辞典が一冊……。


「友だちにふさわしい役割とは、あなたが間違っているときに味方をしてくれること。正しいときなら誰でも味方をしてくれるのだから」

「ほめ言葉をもらえればそれだけで2ヶ月間は幸せに生きられる」

「人間は誰もかも頭がおかしいということを思い出せば、謎は消え、人の世がすっきりとわかる」

「アダムはリンゴが欲しかったから食べたのではない。禁じられていたから食べたのだ」

「忙しいことが、人間の唯一の幸福だ」


「人間が善悪を区別できるという事実は、他の生物より知的に優れているということを証明している。 しかし、人間に悪事が働けるという事実は、他の生物より道徳的に劣っているということを示している」

「真実を語るときに嘘をつく人もいるが、私は嘘をつきながら真実を語る」

「死んだら葬儀屋も悲しんでくれるくらいに一生懸命生きよう」

「じゃ、また。いずれあの世で会えるんだから」

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