観測史上最も古い銀河発見、誕生はビッグバンの6億年後
[ワシントン 20日 ロイター] 欧州の天文学者らが20日付の英科学誌ネイチャーで、宇宙誕生の大爆発「ビッグバン」の6億年後に誕生した、観測史上で最も古い銀河を発見したとする論文を発表した。 研究チームによると、この銀河「UDFy-38135539」はもともとハッブル宇宙望遠鏡が捕捉したもの。ビッグバンの比較的すぐ後の130億年前から光を発しており、光の赤方偏移を調べた結果、観測史上で最も遠く、また最も古い銀河だと確認された。
米コロラド大学ボールダー校のミシェル・トレンティ氏は、同論文について「観測宇宙論を根本的に大躍進させるものだ」と評価している。 2010年10月21日 15時51分 毎日
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