*あんな命も金も名もいらぬ人間は始末に困る(高橋泥舟を評して西郷隆盛の弁)
*次郎はおおざっぱなくせに、外側に惑わされず、ものの本質を見抜く才能に恵まれていた。いや、単純で、大雑把だから、目先の物事にこだわらなかったのかもしれない(白洲正子)
*野心も私心もない、あるのは素心だけ。「生来、粗にして野だが卑ではないつもり」(石田礼助)
*権限の委譲は同時に責任感を生む。責任感は、つねに、その人に創意と工夫を要求する
*人はなまじ何かの専門家だと、その専門知識に妨げられてかえってことの本質を見抜くことができない、流れの大勢や、ことの本質を見抜くには、欲心をはなれ、心を虚にして、大所高所から見るに如くはない。
*彼はなんでも簡単に考える。高所から見るから。ああ、どうしてこんな敵と戦えようか。(スタンダール・パルムの僧院・モスカ伯)
*焚くほどは風がもてくる落ち葉かな(良寛)
*欲なければ一切足り 求むるありて万事窮す(良寛)
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