世界のCO2、400ppm突破 温暖化の危険水準
【ワシントン共同】米海洋大気局(NOAA)は6日、世界の大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が今年3月、月平均で観測史上初めて400ppmを超えたと発表した。
400ppmは地球温暖化の危険水準とされる。2013年にハワイの山頂で400ppm超を記録するなど局所的に大台を超える例もあったが、今回は世界40カ所の測定値を分析した結果。CO2の増加傾向が世界規模で続く深刻な状況が浮き彫りになった。
NOAAの研究者は「濃度上昇を止めるには化石燃料からの排出量を80%減らす必要がある」と指摘した。2015年5月7日 06時15分 東京
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