2011年7月14日木曜日

迷言と名言と

迷言と名言と
*「あ、チョウさん、このあいだ出した本、あれ面白かったねえ」って言ったら、ご本人は嬉しそうな顔して「あ、そう?じゃあ今度読んでみよう」

*浜口雄幸:1.信念が兎の毛ほども揺らいではならない。2.大事なのは最後の5分間である。3.終始一貫、純一無雑でなければならない。
国会における約束は国民に対する約束である。

*石田禮助:粗にして野だが卑ではない。 代議士たちは国のためにやっている、自分も国のためにやっている。まったく同じじゃないか。

*菊池寛:人間は、歴史と云う過去においても、現代においても、根本は変わらない。

*山川静夫:天気予報を申し上げます。東京地方、今日はトンナンの風。

*藤本義一:お前の頭は金庫だぞ。大きな金庫と思え。学校へ行って学問と云う財産を入れて行け。それを運用して自由に生きていけ。

*吉村昭:「父親が死んで初めて、父の皮膚と云うものに触れ、そして父を感じたのである・・」学校で話題になり、感動につつまれる。一転「嬉しくて、作文をうちに持って帰りました。父親はまだそのとき生きていたんです」

*アジア大会開会式で著名なアナウンサー:「いよいよ日本選手団の入場であります。選手団長以下全員、真紅のブラジャーに身を包み、ああ、堂々の入場であります」(蛇足:ブレザー)

*逸見政孝:ああいう暴力団にからむ放送の夜は、ホームの端っこを歩かないようにしておりました。

*上坂冬子:「おや?」と思ったときが、一番の勝負どころ。

*司馬遼太郎:40年ぐらいで組織は、懐中電灯の電池が切れるように、だめになりますね。

(文春8月号より)

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