2010年11月23日火曜日

充電池で動く小型ロボット、東海道五十三次走破

充電池で動く小型ロボット、東海道五十三次走破

東海道五十三次を走破した小型ロボットを手に喜ぶスタッフら=大西健次撮影
 
 パナソニックの乾電池形充電池「EVOLTA(エボルタ)」を動力源に、1日1回の充電で「東海道五十三次」の走破に挑戦していた小型ロボットが22日、ゴールの京都・三条大橋に到着し、全行程約500キロを走り抜いた。
 大八車を引いた高さ約20センチのロボットは計12本の単3充電池を積み、9月23日に東京・日本橋を出発。スタッフが赤外線で誘導し、人が歩く 程度の速さで1日に10~20キロずつ進んだ。箱根の急坂などの難所をクリアし、約300人が待つゴール地点に姿を見せると大きな歓声があがった。

 別の小型ロボットは08年に米国グランドキャニオンの「登頂」、09年には仏ルマン24時間耐久レースに挑戦して成功した。製作を担当したロボットクリエイターの高橋智隆さんは「無事に走り切れて安心した。僕もビールで充電します」。(2010年11月23日06時33分 読売新聞)

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