2011年8月10日水曜日

ビックリしたな、もう

ビックリしたな、もう
 自分の「山賊料理」にも限界を覚えていたこともあり、料理教室なるものに生まれて初めて参加してみた。期待とは裏腹に、意外や意外、初心者は皆無、主婦歴10年ぐらいから還暦越えと思しきベテランばかり。場違いの感否めず。24名中、男性参加は他に一人、5回目の参加だとのこと、雰囲気からすると自分で店を持っている感じだった。

 単発の料理教室で、デザートを含めて4種類のメニューを提示され、最初にキッチンとは別の場で、講師の説明とデモンストレーション。お互い顔見知りも多いのだろう、おばさん方は“そんなこと分かってるわ”とばかりに、とにかく賑やか。一通りの説明があって、いよいよ戦闘開始と相なりました。1人で4品作るのかと思っていたのですが、6人一組で4品なのでした。

 後から思えば、皆さんどうも説明最中に予め決めていたのだろう。私はこれをやると云わんばかりに、kitchenetteに猛ダッシュで直行する。その積極性にビックリさせられた。 

 “育ちの良い”小生は出発時点からすでに後れをとる羽目になる。その後もおばさん方はそれぞれに、素早い動きで、レシピーなどに目もくれず着々と自信ありげに進めていく。合間を見ては次から次へと器具洗いも同時進行。さすがはベテラン主婦と感心する。うろちょろしているボクは間違いなく、邪魔ものだったろう。

 それでも参加することに意義があるという使命感をもって、ボクは、抹茶プリンを混ぜたり、大根おろしを作ったり、ひじきをもどして湯煎したり、使い終わったボールやサラの洗浄と甲斐甲斐しく下働きに勤しんだのであります。5回目だというオジサンはさすがの活躍をしていた。段取りを理解しており、素晴らしい動きに見えた。

 かくして今回の小生の貢献は絶大であったと胸を張ることにはならなかったのであります。

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