ブルーベリー
家の庭にブルーベリーの木が一本だけある。もちろん、無農薬、無化学肥料、つまりは無手入れ。それでも大きく育ってきて青い実を沢山つけていた、まさに鈴なり。
木の上の方から熟していく。もう少ししたら、濃紺と云うか見た目には黒くなり、食べごろになるはずだ。
何日か後に思い出し、気が付けば、美味しいところはみんな無くなっていた。周りにはいくつか潰れた黒い落下物があった。
残っている未熟のブルーベリーは順次完熟するであろうが、みな彼らにくれてやることにした。小鳥と競り合っても勝負にならないと悟った。
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