「飛ぶカエル」など新種続々、ヒマラヤで350以上
ヒマラヤで見つかった「飛ぶカエル」と呼ばれる新種のカエル(トトゥル・ボルタムリ氏/WWFネパール提供)
【ワシントン=勝田敏彦】世界自然保護基金(WWF)は、ヒマラヤ山脈東部で98~08年に動植物の調査をした結果、350以上の新種が見つかった、と 発表した。新種の中には、よく発達した後ろ脚の膜を使ってムササビのように滑空できる「飛ぶカエル」などが含まれている。
このほか、世界で2番目に小さい鹿も見つかった。当初、知られている鹿の子と思われていたが、DNAを調べたところ、新種であることが判明した。
調査地域は、インド北東部からネパール、ブータン、ミャンマー(ビルマ)、中国・チベットにかけて。現地に入るのが困難な地域のため、これまで十分な調査がされておらず、今後も新種の発見が期待されるという。
2009年8月18日6時17分 朝日
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