2013年9月16日月曜日

2億年前、直径8キロの巨大隕石


2億年前、直径8キロの巨大隕石 岐阜、大分の地層に成分
隕石の痕跡が見つかった岐阜県坂祝町の地層(研究チーム提供)

 約2億1500万年前に最大で直径7・8キロの巨大隕石が地球に衝突したとの研究結果を、九州大と熊本大などのチームが16日付の英科学誌に発表 した。岐阜県と大分県の地層で隕石の成分を見つけ、地球の広い範囲に降り積もったとみて大きさを推定した。生物の大量絶滅につながった可能性があるとい う。
 約6500万年前に直径10キロ程度の隕石が地球に衝突、恐竜絶滅の原因とみられており、今回はそれに次ぐ規模。カナダ・ケベック州に2億1500万年前ごろできた直径90キロのクレーターがあり、このクレーター形成の原因になったとチームは推定している。(共同)2013年9月16日 18時18分 東京新聞

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