中秋の空に「幻月」 北海道、満月の左右に
北海道陸別町で観察された、満月(中央)の左右に光が浮かんで見える「幻月」=19日(銀河の森天文台提供)
中秋の名月となる19日、満月からやや離れた空に幻の月のような光がみえる珍しい「幻月」という現象が北海道陸別町で観察された。
幻月は、上空にある冷たい大気中の氷の結晶が月明かりで光る現象。
撮影した同町の「銀河の森天文台」の筧伸浩主任によると、午後6時25分ごろ、満月の左右に明るい小さな二つの光がふわっと浮かび、約30分で消えたという。
同天文台では、名月を観賞するために約80人が集まり双眼鏡などで空を見ていたが、突然浮かんだ光を珍しがる声が上がった。名月と並んだ格好のタイミングに喜んでいたという。
(共同)2013年9月20日 00時10分 東京新聞
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