2013年9月16日月曜日

信念のひと


信念のひと

日本にも「命のビザ」で7000名の命を救った杉原千畝がいた。ユダヤ系の米国人が日本に親しみを持ってくれているのはスギハラの影響が大きいとされる。



このたび、「日系人を救った政治家ラルフ・カー」(アダム・シュレイガー著)で、信念の政治家ラルフ・カー(Ralph Carr)コロラド州知事を知った。


「合衆国民を差別することは憲法に反する」という確固とした信念から、第二次大戦中、各州が嫌がった日系人(市民権を持つものは自由に、持たぬ者は詳細聴取)を引き受け、収容にも反対した。政治的には多大のツケを支払わねばならなかったが、自分の信念を貫いた偉人の存在があった。


 日系人との特別な繋がりがあったわけではない、贔屓にしたわけではない。殊のほかリンカーンを敬愛する彼の人間性の現われだった。YouTubeからもいくつか辿れる。 http://www.youtube.com/watch?v=SyTss6f7ffI

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