2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市を選ぶ国際オリンピック委員会(IOC)総会が7日(日本時間8日)、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれ、IOC委員による投票の結果、東京に決まった。
20年夏季五輪の招致レースは、東京とイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の3都市が横一線のまま最終選考に突入。最後は「安全、
安心」「確実な運営」を訴えた東京が、イスタンブールとの決選投票を制し、16年招致に続く挑戦で、1964年以来、56年ぶりとなる夏季五輪の開催を勝 ち取った。
日本で五輪が開催されるのは、72年札幌、98年長野の冬季五輪と合わせて、4回目。
東京はこれまで、選手村から半径8キロ以内に競技会場の85%を配置するコンパクトな開催計画のほか、1日2500万人を時間通りに輸送できる鉄 道網や、4000億円の開催基金の積み立てなど、高い開催能力をアピール。懸案だった国内支持率も70%まで向上させ、「イスラム圏初の五輪」を目指した イスタンブールなどを退けた。(2013年9月8日05時21分 読売新聞)
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