2013年9月15日日曜日

高性能・低コストを実現


最新・既存技術を併用、高性能・低コストを実現
 イプシロンの最大の特徴は、人工知能による点検の自動化やパソコン2台で可能な管制など、前例のない大胆な試みで、省力化を徹底したことだ。
 打ち上げの作業期間と費用を大幅に削減できる。
 こうした革新的技術を導入する一方で、既存のロケット技術を活用し、開発費を抑えた。最も大きな推力が要る第1段エンジンに使ったのは、H2Aの固体補助ロケット。第2、第3段には、先代にあたるM5の第3、4段エンジンを改良して使った。
 安価と高性能を両立させたイプシロンの技術は、政府が来年度から開発に着手する次世代ロケットにも応用が期待される。(2013年9月15日10時45分  読売新聞)

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