「星の王子さま」の木、次々開花 京都府立植物園
【動画】アフリカバオバブが夜に開花=戸村登撮影
サンテグジュペリの小説「星の王子さま」に出てくるアフリカバオバブが、京都府立植物園(京都市左京区)で次々と開花している。
アフリカの乾燥地帯に分布するアオイ科の植物で、反り返った花弁と球状のおしべ群が特徴。コウモリの仲間に花粉を運んでもらうため夜に開花し、一般の人たちが開花の様子を確認できる機会はほとんどない。
今年は園内に展示するアート作品のライトアップ期間中に開花時期が重なったため、園側が急きょ、22日夜に観覧温室内を公開。150人以上の人が開花する様子を見守った。
朝日新聞が撮影した開花の微速度撮影映像を見た長沢淳一園長(58)は「バオバブの花弁が反り返る様子までとらえた記録は珍しく、貴重な映像だ」と話している。(戸村登)2015年8月25日15時11分 朝日
0 件のコメント:
コメントを投稿