2014年2月13日木曜日

レーザー核融合で初実証



投入量超すエネルギー放出 米、レーザー核融合で初実証
レーザー照射の的となる空洞に入れられた核融合燃料(米ローレンスリバモア国立研究所提供・共同)
 【ワシントン共同】高出力レーザーを用いた核融合の実験で、投入したエネルギーを超える量のエネルギーが燃料から放出されるのを初めて確認したと、米エネルギー省のローレンスリバモア国立研究所のチームが12日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 太陽で起きているのと同じ現象を利用し、少ない燃料から多くのエネルギーを取り出す核融合発電に役立つ可能性がある。ただ実用化にはさらに多くの技術課題があり、チームの責任者は「山頂に至るためのベースキャンプにようやく到着した」としている。核融合は超高温・高圧下で軽い原子核が融合して重い原子核に変わる現象。2014213 0305分 東京新聞

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