2008年7月18日金曜日

4年前に書きました2 


これは同窓会ローカル支部の依頼に応えるものでした。


はじめまして、よろしくお願いします

今、イスタンブールへ向かうトルコ航空の機中にいます。ケメルというアンタルヤ近くの地中海岸リゾート地での国際会議で招待講演を予定しています。このところ連日その講演の準備と研究費申請書類書きに追われていましたので、他のことを思う余裕がありませんでした。

そういえば先日、思いもよらぬ原稿依頼が舞い込み、今、機中で一息ついたところで、それを思い出しました。何となくお引き受けした形になった感じです。何を書けばいいのか全く準備のないままに書き始めました。秩序なく思いつくままに認めることになります。書き下ろしというのでしょうか?

得体の知れぬヤツと思われても困りますので、先ずは簡単な自己紹介をさせて頂くのが筋でしょうか?学生時代は山xxー部とxx部に所属し、鷹揚な時代の恩恵をフルに受けました。xx部に17年間奉職後、つくばの住人となって19年目になります。昨年(H154月現在のxx大学xx部に移るまでずっとxx研にお世話になっていました。よろしくお願いいたします。

そう言えば、思い出されます。大学にいたころ、まだxx部の同窓会が機能していなかった時代、ひょんなことからその立ち上げに深く関わったことを。卒業生名簿の整理に始まり、規約つくりと組織化まで。同窓会の仕事なんて暇人がやるものだと陰口をたたかれながらーー。
 そして、くしくも本年はxx部創立
50周年の節目を迎えております。セレモニーへの招待があってもいいのになー?何はともあれ小生にとっても同窓会を考えるに相応しい時期かも知れません。

実は、つxばに移ってから同窓会には全く関わっていませんでした。同窓会って何なんだろう?学部の同窓会もあれば、もちろん大学の同窓会もあります。同期会という繋がりも、さらに広義にはクラブや部活動の仲間同士のもあります。そんなこんなでヒトとヒトの繋がりは色々あります。

一般論としては、青春のほんのひと時を共通の場で過ごしたというだけで、心を許し合えるという不思議な世界です。台風でポxラ並木が倒れたと聞けば、同窓生なら誰しも一瞬にして農場を思い浮かべ、手稲の山並みが見えてくる。タイムスリップし、そこに各人の想いが重なり、四方八方に広がる。

この展開は同窓生にして初めて共有できるものでしょう。共有するキーワードは時代時代と行動パターンで違うことも多いかもしれません。無x根山、市電、馬x風、クx館、クxxク像、x迪寮、ストーム、xx弥生、大通り公園、植物園、薄x、モツラの時代でした。

純粋培養、「象牙の塔」を飛び出してからは、少し違う世界でした。ときに本音と建前を使い分ける周囲に戸惑い、疑心暗鬼に沈んだ時、同窓生仲間との交流は活力を取り戻すのに最高の滋養強壮剤でした。

 他愛もない馬鹿ばなしに腹の底から笑い転げ、暗雲を吹き散らせた記憶は一度や二度ではありませんでした。その意味でも、あるいは時には仕事の上でも同窓生には節目節目でお世話になり、恩義を感じています。

 何事にも、メリットとデメリットが共存します。前者を活用すれば良いわけであります。ますますの強い連携を築き、人的ネットワークの広がりを期待しながら、ペンを措きます。

2004.10記)


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