130億歳、長寿の星を発見 すばる望遠鏡で千光年先
宇宙の始まりビッグバンから間もなく誕生し、130億歳を超えたとみられる長寿の星を、すばる望遠鏡(米ハワイ島)で発見したと国立天文台や甲南大などのチームが22日付の米科学誌サイエンスに発表した。これまで見つかった中で、最も寿命の長い星の一つという。地球から約千光年離れており、天の川銀河の中にあった。
この星より古く、宇宙で最初に生まれた星の一つが爆発して飛び散った物質が材料になって生まれたとみられる。宇宙の最初の星が、どのような姿だったのかを知る手掛かりになるという。
長寿の星は、くじら座の方向にあり、重さが太陽の半分程度と軽い。(共同)2014年8月22日 03時01分 東京新聞
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