2億4千万年前「最古の公衆トイレ」発見 南米、ふんの化石大量に
南米アルゼンチンで約2億4千万年前の草食動物のものとみられるふんの化石が大量に見つかり、同国の研究チームが28日付の英科学誌サイエンティ
フィック・リポーツ電子版に発表した。ふんの化石がまとまって発見された例としては最も古く、「世界最古の公衆トイレ」としている。
ふんは中生代三畳紀(約2億5千万年前~約2億年前)に南米にすんでいたディノドントサウルスのものとみられ、アルゼンチン北西部ラリオハ州の地層で見つかった。1平方メートル当たり平均66・6個あった。
英BBC放送によると、研究チームはディノドントサウルスが群れですみ、寄生虫を避けるため、別の場所にまとまってふんをしていたことが確認できたと主張している。最も大きなふんの化石は長さ約40センチで、重さは数キロあった。
三畳紀後期に恐竜が登場しており、研究チームは「恐竜出現に至る解明につながるかも」としている。ディノドントサウルスは体長2~3メートル。やや後方に突き出た2本の牙が特徴。(共同)2013.11.29 14:29 産経ニュース
0 件のコメント:
コメントを投稿