2013年11月22日金曜日

アイソン彗星から炭素や酸素などのガス


アイソン彗星から炭素や酸素などのガス すばる望遠鏡で確認
急に明るくなったアイソン彗星を分光観測した画像。縦の短い線がガスの分布を示している(国立天文台提供)
 国立天文台と京都産業大のチームは22日、太陽に接近しているアイソン彗星から炭素や酸素、ナトリウムなどのガスが出ていることを、米ハワイ島のすばる望遠鏡で突き止めたと発表した。
 アイソン彗星の主な成分である氷以外の成分を調べることで、急に明るくなる仕組みや起源の解明につながるという。
 チームは、アイソン彗星が急激に明るくなった直後の16日、光を波長ごとに細かく分けて測るすばる望遠鏡の装置で観測し、高精度のデータを取得した。分析の結果、彗星から特にナトリウム原子が盛んに出ていることが判明した。2013.11.22 14:02 産経ニュース

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