歯を持つ巨大カモノハシ 現存種の2倍、豪で化石を発見
オーストラリアで歯の化石(右上)が見つかった1500万~500万年前のカモノハシの仲間の想像図(研究チーム提供・共同)
体長が現存種の2倍の約1メートルに達し、大きな歯を持つカモノハシの仲間の化石を発見したと、オーストラリアのニューサウスウェールズ大のチームが4日発表した。
これまでカモノハシには現存種と大きく異なる仲間が見つかっていなかった。鳥のようなくちばしを持ち、哺乳類なのに卵を産むというユニークな生態のカモノハシの進化過程を知る手掛かりになりそうだ。
チームは、同国クイーンズランド州で歯の化石を発見。1500万~500万年前に水辺に生息していたと推定している。歯が退化した口で昆虫などをすりつぶ して食べる現存種と異なり、見つかった巨大カモノハシはカメやカエルなども捕食していた可能性があるとみている。(共同)2013.11.5
10:06 産経ニュース
0 件のコメント:
コメントを投稿