最も古い銀河発見、131億年前と米チーム 「宇宙の進化知る手掛かりに」
テキサス大チームが見つけた131億年前の最も古い銀河の想像図(テキサス大提供)
宇宙誕生のビッグバンから7億年後、今から131億年前の最も古い銀河を見つけたと、米テキサス大の研究チームが英科学誌ネイチャーに23日発表した。
宇宙誕生のビッグバンから7億年後、今から131億年前の最も古い銀河を見つけたと、米テキサス大の研究チームが英科学誌ネイチャーに23日発表した。
この銀河の中心部では、天の川銀河の150倍もの猛烈なペースで星が生まれていた。チームの研究者は「この時期にこれほど活発な銀河があったとは驚きだ。宇宙の進化過程を知るための重要な手掛かりになる」としている。
テキサス大チームによると、NASAが2011年にハッブル宇宙望遠鏡で132億年前の銀河を見つけたと発表したが、その後の分析でより新しい時期との結果も出て疑問が示されている。
チームは、ハッブルで見つけた43個の初期銀河が出す光を、ハワイ・ケック望遠鏡の最新鋭の分光装置で精密に解析。そのうちの一つでNASAが発表したのとは別の銀河が地球から最も遠く、これまで観測されたうちで最古だと結論付けた。(共同)2013.10.24
11:17 産経ニュース
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