ささやかなる理想郷
陽光燦々と輝く書斎があって、紙媒体も電子書籍も何でもオーケー、いつでも好みの音楽が聞けて、楽器を奏で、毎日が日曜大工のDIY、作物作りに格闘し、保育園児や幼稚園児の“友達”がおり、散歩コースや公園があり、自ら厨房に入り、ささやかではあっても一日三食の心配もせず、パソコンが使える環境があって、いつでも外の世界と繋がる、好奇心は衰えず避暑避寒を兼ねての国内外旅行 --- 何と恵まれているのだろうと思える日々。
次世代、次々世代を想えば気になることも多かれど、歴史に学べばきっと時代に応じて知恵者、優れた指導者が現われるであろうことを信じ、楽観的になれる日々。
ただひとつ、自らの体調・健康維持管理に留意し、辞世の瞬間まで自立できることが大きな目標・課題となる日々。内向きだ、自分のことしか考えないと曽野綾子あたりに叱られそうだ。トマス・モアが描いたユートピアは現実には決して存在しない理想社会であったし、むしろ、がんじがらめのディストピアであったとされる。時代背景は全く違うし、ここで云うこんなちっちゃな個人的な望み、こんな心境ならば理解が得られるかな。
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