宮崎市下北方町の大淀川学習館で、金色のナマズが展示されている。今年9月、隣町の宮崎県国富町深年 川で、川遊びをしていた家族連れが石の裏に隠れていたのを見つけて捕獲、11月に同館へ寄贈した。
神の使い?金色のナマズ 宮崎市の大淀川学習館
金色に見えるのは、先天的に色素が欠けているアルビノ種のため。同館によると、こうした色素異常のナマズは、琵琶湖地方などで「神の使い」とされている という。
飼育を担当するチーフインストラクターの江頭順治さん(43)は「ナマズは、河川の護岸工事で生息地が減り、県の準絶滅危惧(きぐ)種として登録される ほど数が減っている。さらにアルビノ種は目立つため、外敵に見つかりやすく、生き残る確率は低いのに…」と、その発見に驚いている。
=2009/12/01付 西日本新聞朝刊=
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