2009年11月1日日曜日

霜月

霜月
 一夜明ければ、いよいよ11月、年賀状が売り出され、暮れから正月を視野に、何かと気ぜわしいころ。一段と寒さが身にしみてくる時期、「霜月」は文字通り霜が降る月の意味となる。他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、「凋む月(しぼむつき)」 「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もあるようだ。また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もあるそうだ。 

 英語での月名、Novemberは、「9番目の月」の意味。実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)3月から数えて9番目という意味である。すなわち紀元前153年に、それまで3月を年の始めとしていたのを1月を年の始めとすると改めたにもかかわらず、名称を変えなかった為であり、7月と8月にローマ皇帝の名が入ってずれたというのは俗説らしい。

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