2009年11月10日火曜日
奈良・纒向遺跡:3世紀前半の大型建物跡 邪馬台国か
纒向遺跡で見つかった大型建物跡(右端)と、3月までに確認された3棟の建物跡が一直線に並ぶ=奈良県桜井市で2009年11月5日午後2時4分、本社ヘリから山本晋撮影 毎日
纒向遺跡で見つかった建物群の復元模型。右が今回出土した大型建物(黒田龍二・神戸大准教授作製)読売
奈良・纒向遺跡:3世紀前半の大型建物跡 邪馬台国か
邪馬台国の最有力候補地とされる纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で、卑弥呼(ひみこ)(248年ごろ没)と同時代の3世紀前半の大型建物跡 が見つかり、桜井市教委が10日、発表した。柱穴が南北19.2メートル、東西6.2メートルに整然と並び、同時代の建物では国内最大級。過去の発掘調査 で確認された3棟の建物や柵列と共に、東西方向の同一直線上で南北対称となるよう計画的に配置されており、卑弥呼の「宮室」(宮殿)の可能性がある。邪馬 台国大和説を前進させる成果と言えそうだ。(抜粋)
2009年11月10日 18時34分 更新:11月10日 18時39分 毎日
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