分かりやすい例示かと思い引用します。
アソーさんちは火の車!税収など家計に例えると
20日に内示された2009年度予算の財務省原案の1兆円を10万円に置き換えて家計の年収に例えてみた。「日本政府株式会社」で働くアソーさんの暮らしぶりは果たして……。
アソーさんの年収(税収)は461万円。景気後退の影響で今年から75万円もカット(税収減)されたことが響き、家計は火の車だ。
住宅ローンの元利返済(国債費)や田舎への仕送り(地方交付税)だけで、年収の8割にあたる360万円余りが消えてしまう。
しかし、医療費など(社会保障費)は30万円も増え、妻におねだりされたリフォーム代(公共事業)の出費もばかにならない。生活費(一般歳出)は過去最高の517万円に膨らんでしまった。
そこで妻のヘソクリ(埋蔵金)も取り崩して90万円余りを確保したが、それでも全く足りず、結局、カードローン(新規国債発行)で333万円も借りてしまった。
積もり積もったローン残高は5800万円にも膨れ上がり、完済のメドは全く立たない。(小川直樹)
(2008年12月20日23時53分 読売新聞)
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