2008年12月15日月曜日

家の外壁塗装工事

 厚化粧?
 家も7-10年弱経過するたびに、外壁塗装をやったほうが良いと業者がやってくる。あそこにひびが入っていて横の亀裂は水がしみ込む、ペンキがチョーキングをおこしていて劣化している、ここのところがフケている、屋根の切妻部分がはげてきた等々いろいろ指摘する。

 挙句にそろそろ塗り替えないと家全体が痛んでしまう、無料で見積もりするーーと言うシナリオで言葉巧みに食らいついてくる。そして見積もりを持ってくると、これだけサービスすると追い討ちをかける。
 素材の質、単価、工事内容などもともとの相場を知らないので、見積もりを見ても妥当性の評価がきちんとできない。一種言われるまま!しかも安い塗装と、値の張る塗装の二種類を比較し、下塗りの回数が多いし如何に高額のほうが持ちがいいかというお誘いになる。

 次は、“近くで「うち」がやってる現場に案内する”となる。さすがに営業、こちらは全く世事に疎いから「お説ごもっとも」と思わされ、だんだんそのペースにはまり込む。見かけ上高めを感じさせる「値引き率」、これもクセモノ!どうもこの割引価格でさえ、高めの見積もりではないのかと思うが、雰囲気に飲まれてしまう。

 結局のところ、「年増の厚化粧」みたいなもので、よーくクレンジングして(高圧水洗?)、ファウンデーション(プライマーとか何とか言うペンキが良く密着する糊のようなもの)をしっかり塗りたくり、化粧(ペンキ)の乗りを良くするという段取りだ。高い化粧品(塗装材料)を使えば剥げ落ちも少なく、長持ち(15年)するんだと宣伝されてしまう。

 これと同じ理屈で推移して、化粧品で十分のキャリアを持ってるはずのワイフともども説得されて、判子を押した私どもでした。
 吉と出てくれ、この判断!

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