S君の話を読んでいて、だんだん思い出してきた。そう言えば、S38年大学入学のころは、昼飯はぶどうパンと牛乳で確か13円、それも毎日食べられるわけではなかった。三食マトモニ食えるのは山に行ってる時だけだった。上野―札幌間学割り運賃が1213円だったかな(うろ覚え)?でも、本代はそれなりに使ってたと思う。
ある日、友人Oと狸小路を歩いていて、いい匂いがしてくる、どうにも我慢できなくて鶏もも焼きを買い、大通り公園でゴージャスな気分で楽しんだことを今でも忘れない(秋田のO君覚えていますか?)。こんなことやってたので、頭にまで栄養が回らなかったのだろう。中味にもソト見にもーーー。
当時いわゆる苦学生と言う意識は全くなかった。実際苦学生でもなかった。周囲を見てもそれが当たり前だった。その日暮らしの小銭に苦労する気持ちは、自宅通学生には分からなかっただろうな。自宅通学生だったワイフにこの話をすると笑われる。
そうそう、また変なこと思い出した。まわりも温かかった。生協食堂でC定食だかなんだか、少し値の張るのを食べたいけど、ゲルピン。事情説明したら、レジのお姉さんが黙ってチケットくれた。後日不足分払った。
いまや自慢話になってしまう!「モッタイナイ」精神を忘れないようにしましょう。本日は食に関するお話でした。
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