ケネディ大使
ひな人形贈った女性に礼状
アメリカのケネディ駐日大使は、幼い頃に日本から届いたひな人形が北海道北見市の女性から贈られたものと分かったことから、26日、この女性に感謝の気持ちを伝えるメッセージを送りました。
このひな人形は、北見市の松本艶子さん(92)が、50年余り前、当時のアメリカのケネディ大統領に贈ったものです。元大統領の長女であるケネディ駐日大使は、今月、贈り主が松本さんであることを知り、ひな祭りを前に、感謝の気持ちを伝える直筆のメッセージや写真などを送りました。
26日、在札幌アメリカ総領事館のゴーグ首席領事が、松本さんが暮らしている北見市の老人ホームを訪れ、英語で書かれたケネディ大使のメッセージを日本語に翻訳して読み上げました。
この中で、ケネディ大使は「松本さんのご厚意は私の人生を変えました。贈り物にお礼を申し上げます」としたうえで、「いつかお会いできる日を楽しみにしております。次回、北海道を訪れる際には連絡いたします」と述べています。
これを聞いた松本さんは、時おり目頭を押さえて涙ぐんでいました。また、ケネディ大使からのビデオも披露され、ひな人形が大使公邸に大切に飾られている様子を見た松本さんは「こんなにしていただいてありがとうございます」と話していました。2月26日 16時50分 NHKニュース
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