火星の素顔 “おいしい発見”ブルーベリー
(NASA提供)
火星の表面といえば、荒涼とした赤茶色の風景が頭に浮かぶ。ところが、このような青い粒が無数に散らばっているというから驚きだ。
発見したのは、2004年1月に到着した米航空宇宙局(NASA)の探査車「オポチュニティー」。着陸したクレーター内を撮影、分析したところ、堆積岩の表面に水が流れた跡があるのに加え、地下水の中でできた直径数ミリの酸化鉄の青い粒が多数、見つかった。火星にかつて液体の水が豊富にあったことを示す発見だ。
科学者らはこの粒を「ブルーベリー」と呼んだ。見た目だけでなく、研究上も“おいしい発見”になったようだ。(草)2015.2.23 14:30 産経ニュース
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